2011/05/23

鳥と花 American Robin, Crabapple and Spiraea

数週間前から、朝になると窓にぶつかってくる鳥がいます。 その名を「アメリカンロビン(コマツグミ)」。 どうも窓ガラスに映る自分の姿を縄張りに侵入してくる鳥だと勘違いして攻撃しているらしい。 巣作りのこの時期特有の現象らしいですね。 ホルモン(本能)のなせる仕業らしくて、とまらないそうです。 バンバンぶつかってきてかわいそうなので、光物やぬいぐるみなどをおいて脅して近づかないようにしているのですが、やっぱだめですね。 しばらく我慢比べです。 ちょっと調べたら、この鳥の卵はトルコ石にもたとえられる青色をしていて珍しいらしいので 騒ぎが収まったら卵を見つけにいってみよう!

今日の花は「海棠(カイドウ)」。 花海棠(ハナカイドウ)、マルス(Malus)、クラブアップル(Crabapple)、ヴァンエセルティン(VAN ESELTINE)などいろいろあって、特定できませんでした。どなたか詳しい方がいらしたら教えてください。
この名は、ギリシア語の「メーロン(リンゴ)」がラテン語の「malus」になったことに由来するそうです。 りんごに似た小さな実がなるんだげど、食べられるらしい。 おいしそうなんですよこれが。ww
先週は一日だけ天気で、その日にいっせいに花が咲きました。蜂がたくさん集まってきてせっせせっせと蜜を集めていました。  花言葉は「温和」「美人の眠り」「妖艶」「艶麗」。唐の玄宗皇帝は、楊貴妃のほろ酔い姿をこの花にたとえ、「美人をあらわす花」として名高い。(花言葉辞典より)  たしかに甘いにおいが漂っていて、その雰囲気がわかるような気がしますよね。

さらに今日はこの花↓。 なんだか判りますか?
これは「コデマリ(小手毬)」。 'Spiraea' と言うそうです。図鑑で見ながら、なんとなく判ったのだが、名前がまだピンとこない。 いままでまったくかかわりの無かった花であったのでしょう。 はじめまして、だな。 丸く盛り上がって咲く花の様子を、手毬(てまり)にたとえてつけられた名前。 花言葉は「友情」「努力」「優雅」「品位」。(花辞典)
今日の花はなかなか気品があるなあ。 これらの花は家の入り口の階段のところに何気に植えられていて、春になると律儀に花を咲かせ続けていたんですよ。 ちょっと感慨深い。。。
ということで、まだまだ花シリーズは続くぞ~。 

2 comments:

  1. 初めまして。 
    クラブアップルは英名で、和名はハナリンゴ、そして学名をマルス(Malus)といいます。
    海棠(カイドウ)とは中国から日本に入ってきた時のの名前で、中国での元々の意味は「海外(外国)から入って来た’梨」’を意味していたらしいです。

    以下は品種名です:
    (1)ハナリンゴ・ハナカイドウ(花海棠、学名:Malus halliana、英名:Hall's Crabapple、注記:何故かアメリカではナーセリーでも見たことがありません)。
    (2)ハナリンゴ・ミカイドウ(実海棠、学名:Malus micromalus、英名:Midget Crabapple、アメリカでも植物園などで植えられています。実が少し大きめで、花の咲き始めがピンクでとても綺麗な色合いです)。
    (3)ハナリンゴ・ヴァン・エセルティン(正確にはヴァン・イーゼルタイン、学名:Malus Van Eseltine、英名:Van Eseltine Crabapple、注記:ほうき状で横に広がらない。八重咲きの花は美しいが、害虫に弱く現在ではあまりお勧めではない品種)
    (3)ハナリンゴ・カイドウズミ(学名:Malus floribunda、英名:Japanese Flowering Crabapple、注記:幻の日本原産のハナリンゴで、長崎の出島からシーボルトによりヨーロッパに紹介されたが、日本では見ることができない。花の美しさ、多花性で定評があり欧米で有名な品種)。
    (4)ハナリンゴ・プロフュージョン(学名:Malus 'Profusion'、ピンクの花が咲く)。

    花の特定をしたい時は、Google で、「ハナリンゴ・学名/英名」と記入して検索してみてください。

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  2. 写真のものは、もしかしたらハナリンゴ・コロナリア・カルロタエ(学名:Malus coronaria 'Charlottae'、英名:Coronaria 'Charlottae' Crabapple)または、ハナリンゴ・ベッチェル(学名:Malus ioensis 'Plena'、英名:Bechtel Crabapple) ではないでしょうか・・・。

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