2011/06/30

Marigold

今日はマリーゴールドです。 黄色からオレンジ、またその組み合わせの色で強烈な存在感があります。 手持ちのコンパクトカメラではハレーション気味に撮れてしまうので本来の色合いが出せないのが残念です。 マリーゴルドは「聖母マリアの黄金の花」ですね。花言葉は「信頼」、「悲しみ」、「嫉妬」、「勇者」、「悪を挫く」、「生命の輝き」、「変わらぬ愛」、「濃厚な愛情」。 「無償の愛」のような言葉を連想しますが、以外に人間くさいんだな。

写真はフレンチ・マリーゴールド。和名はコウオウソウ(紅黄草)、クジャクソウ(孔雀草)、マンジュギク(万寿菊)などと呼ばれます。

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2011/06/29

Day Lilies, Hemerocallis fulva

今日は「ノカンゾウ(野萓草)」です。 デイリリーの仲間で、昨日紹介したデイリリーとともにレキシントンでは庭先などに植えられているのをよく見かけます。 この花は「ワスレグサ」とも言うそうですね。 ここに詳しく出ています。
 若葉も蕾も食用で、保存食にもできて、 根は生薬になります。

 花言葉は 「宣告」「 憂いを忘れる」 昨日のと同じですね。

今度の月曜日は米国独立記念日 「4th of July」で 3連休(土、日、月)で、 中には明日から休みに入って5連休にする人もいるぐらい楽しみな週末です。 この日はとくにアメリカらしく派手 にお祝いします。 ここレキシントンでは明日からカーニバル(移動遊園地)が始まり、月曜日には花火が打ち上げられます。 ボストンに行けば恒例となった ボストンシンフォニーとボストンポップスの野外コンサートを楽しめますし、派手な花火大会も楽しめます。 一時米国民のふりをしてこの記念日を家族で楽し みたいと思っています。

2011/06/28

Outback Steakhouse and Day lilies

この日(6月22日)ついに「Outback Steakhouse」にいってきた。 創業1988年の老舗ステーキレストランで、世界23カ国に展開している有名なレストランなのだと後で知った。 隣町のバーリントンにはあるということは知っていたのだが、これまでここで 食事をする機会がまったく無く、16年が過ぎてしまっていた(笑)。 ということで食事しにきましたので、まずは、
ソーダ類は飲み放題。 私は、甘口アルコールでシャングリラ。 おつまみに牛のたたきから。むむむ、実物(右)とメニューの写真(左)は明らかに違うぞ(少怒)。 でもうまいので許す。

 
メインはステーキに海老、そしてフレンチフライとお決まりのセットです。 長女は9オンス、長男は13オンスを食べてました。 二人ともうまいといいながら食べている、いいぞ、いいぞ。

私と妻はテリヤキビーフをピラフといっしょにいただきました。 全体的にピリ辛い味付けです。 ビールなどアルコールといっしょに食べるといいのでしょう。 近くのテーブルではお兄さんたちがでっかいポークリブにかぶりついていました。 つぎはそれでいこう!

残ったら持ち帰って弁当のおかずにしようと思ったのですが、すべて完食してしまいました。。。。腹いっぱいでおなかが苦しい。

アウトバックと いうだけあって、オーストラリアの雰囲気のなかで食事をするのです。 ところが、ビーフ、チキン、ポーク、ピザ、シーフードなんでもありのアメリカンなレストランなんですね。 オーストラリア には行ったことが無いので、これがオーストラリアだといわれてもピンとこないのが残念です。 テキサスだと言われても納得するのだろうなあ。 暗示に弱いか。

ご馳走様でした。 おいしかったのでまた来ます。

今日の花は「Day lilies」 デイリリーですね。 花が短命で1日しか持たないので「デイ リリー」というそうですが、うちの庭に咲いているのは2日はもちますね。 

 次から次に咲いてくるのでしばらく楽しめます。

学名の「ヘメロカリス」はギリシア語で「一日(ヘメロ)」と「美(カリス)」の造語です。 写真はうちの庭に咲いているデイリリーですが、この時期いろんな所に咲いています。 こちらではポピュラーな花なのだと判ります。花言葉は「宣言」「媚態」「とりとめない空想」「苦しみからの解放」「一夜の恋」「憂いを忘れる」。 一時の思いってことでしょうか。。。

2011/06/27

Super 8, Barber shop and Daisy Blossoms

今日(6/24)は映画「スーパー8 Super 8」を見に行った。 今回は妻からもらったクーポン券が有効で一人入場無料である。 朝はマチネ料金といっ て通常よりも安くひとり6ドル。 2人でも12ドル、しかもクーポン券を使っているので6ドルで公開直後の映画が見られるのだ。 ありがとう、アメリカ!
公開1週間目ではあるが、思っていたとおり、日曜朝一の映画館はがら空きで、私と息子を入れても8人しか観客はいなかった。 当然、 客の頭で画面が切れず、雑音もなしでゆっくり映画に没頭できた。 ありがとう、映画館!

映画の舞台は1979年、私が高校1年生ぐらいのときの話である。 その当時の流行がちりばめられていて、懐かしさを感じてしまった。 詳細はいわないけ れど、ほろ苦い、懐かしい、それではらはらする映画になっている、お奨めです。 主演のエルファニングはダコタファニングの妹で、さすがに演技はうまい。  泣かせてくれます。
劇中、気になるアイテムはまずは、第一世代のウォークマン。
そしてそこで流れる、ブロンディの「Heart Of Glass」。 ザ・ナックの「My Sharona」。町並み、車、電化製品、家族、当時を再現しています。 見事にあの古きよき時代がよみがえります。。。 コンピューターも携帯も無い時代、銀塩写真、この映画では8ミリフイルムビデオです。 今に比べると時間もゆっくり過ぎていったんですよね。 


懐かしい話といえばもうひとつ。 先日近所のいきつけの床屋(Barber Shop)さんで散髪してもらっていると、その床屋の話になった。 いつも髪を切ってくれているJoeさんは70才前後ぐらいかな? 孫もいるらしいの でかなりの年配だと思っていたら、彼はこの床屋で働き始めたのが1966年!だと。 
この床屋は1961年創業らしいのでほぼ開業当時から彼は働いているのである。 ここで働き続けて45年、すごい。。 この床屋の通りの向かい側は今ではオフィスビルがあるのだけれど、その当時は林だったそうな。 えらい変わりようだ と言ってた。 当時は散髪代が2ドル50セント、この店の近くの家の価格が17000ドル! 当時は1ドルが360円のときであろうから、それでも612万円。 物価はおそらく今の1/10 ぐらいでしょう。 彼はもしかするとビートルズの世代なのかも知れないなあ。 あのポールマッカートニーやジョンレノンと同世代と思うとまた感慨深 い。。。。そう思うとなんとなく、彼がジョージハリソンに似てきたぞ。。。。こんどサインでもしてもらおうか(笑)。 今週は息子をつれていって、また昔の話を聞いてみよう。

今日はDaisy。先日紹介した花よりも花弁が細いので違う種類かもしれない。 可憐に咲いていたので撮ってみました。 

 この花はバーリントンBulingtonのベストバイという電気量販店の駐車場に咲いていました。
10日間ほど、ブログの更新をサボっていたので今日からまたがんばります! レキシントンの「花」シリーズはまだまだ続きます。 

2011/06/16

2011 Stanley Cup Champions. Mount Baker's lilac

アイスホッケーチームの「ブルーインズ(Bruins)」がスタンレーカップ(NHLのプレーオフ)に勝利しました! 実に39年ぶりの優勝です。 この土曜日はブルーインズの優勝パレードが予定されていますのでダウンタウンやローカルテレビはこのニュース一色になるでしょう。 

6月16日付ボストングローブ朝刊

私もにわかファンになって優勝を喜びたい! そして優勝グッズも必須アイテムです。 買いに走らなきゃ。 ことしの日本へのお土産はこれで決まりだ な。

マサチューセッツ州ボストンにはご存知、松坂選手や岡島選手のいるプロ野球チームの「レッドソックス」をはじめとして、アメリカンフットボールの「ペ イトリオッツ」、サッカーの「レボリューション」、バスケットボールの「セルティックス」、そしてホッケーの「ブルーインズ」と、米国のメジャースポーツ のプロチームがそろっているのです。 なので一年中、スポーツイベントには事欠きません(多忙)。 過去7年間ですべてのチームが優勝しているらしくて(妻 より)、それもボストニアンには喜ばしく、応援にとても忙しいのです。
そういえば、レッドソックスが優勝した2007年はシーズンを通じてほんとによく野球中継をみました。松坂選手のメジャー挑戦の一年目でもあるし、岡島選手も大活躍していました。 かれらのローテーションなんかも調べて、応援していました。 最後のワールドシリーズもハラハラ、ドキドキでしたね。 あれから4年、今年もレッドソックスはがんばっている。 松坂選手も怪我から早くカムバックしてまた活躍して欲しいものです。

今日の花は「Mount Baker's Lilac」。 和名は見当たりません。 この花は昨日のブログで不明の花として紹介しました。 FBフレンドのYKさん、「植物図鑑」の紹介、ありがとうございました。

残念ながら、そこでは花の名前を見つけることは出来ませんでしたが、調べ方のコツが判るようになりました。 それで花の形「ヒヤシンス」とか「ライラック」に似てるとか、そして網状脈様の葉をヒントにして探したら、ありました! その名も

Syringa × hyacinthiflora 'Mount Baker' (Lilac)

やっぱり、ハイブリッドだったのです。SyringaはLilacから、hyacinthifloraはhyacinthからきていて、これらをかけあわせた品種らしいです。 Wikipediaにもなく和名も見つかりません。もちろん、花言葉はわかりませんね。 もし、どなたかご存知でしたら教えてください。
The Mt. Baker lilac was introduced in 1961 by Canadian Frank Skinner, known for his cold-hardy lilac hybrids. The Hyacinthiflora lilacs were developed as crosses between the common lilac, Syringa vulgaris, and the hardy northern Chinese native, Syringa oblata. Mt. Baker probably owes its large leaves and incredible fragrance to its vulgaris heritage, while its dark red fall color, extreme cold-hardiness (Zones 2-3), and rounded form likely come from the oblata relatives. The hyacinthiflora name was given to these hybrids because early breeders thought the flowers resembled tiny hyacinth flowers.

きょうも意外な発見がありました。 Wikipediaに載せるかなあ。。。

2011/06/15

Black Locust...... and Unknown Flower

今日は花を2種、といってもこの最初の花は名前がわかりません。 ググッても、英語、日本語のサイトを見てもそれらしき花が見当たりません。 途方にくれてしまいました。 どなたかご存知の方がいらっしゃったら、教えてください。

で、気を取り直して今度は「Black Locust」、和名で「ニセアカシア」、「ハリエンジュ」です。 1800年代後半北米から日本へ持ち込まれた外来種で、「アカシア」として紹介された ことから、後に「ニセアカシア」と呼ばれることに。。。本物の「アカシア」と「ニセアカシア」違いはここに。
 「♪アカシアの、雨に、うたれて...」という歌に出てくる、アカシアは、ハリエンジュ(針槐)のことらしいです。
要注意外来生物リストに掲載されています。。。。繁殖力が強いのですね。
花は食用です。花は天ぷらにして、また、お酒に漬け込んで「アカシア酒」。 蜜は上質な「アカシアの蜜」。 それ以外は毒!なので食べられません。
Robinia pseudoacacia, commonly known as the Black Locust, is a tree in the subfamily Faboideae of the pea family Fabaceae. It is native to the southeastern United States, but has been widely planted and naturalized elsewhere in temperate North America, Europe, Southern Africa    and Asia and is considered an invasive species in some areas. A less frequently used common name is False Acacia, which is a literal translation of the specific epithet. It was introduced into Britain in 1636.
花言葉は「慕情」「親睦」「友情」「優雅」「頼られる人」。 針槐(ハリエンジュ)というビジュアル系ロックバンドがいて、 これは「ニセアカシア」の花言葉「慕情」がバンドコンセプトになっていることに由来しているらしい。 そんなバンドがいることすら知りませんでした。
近所のスーパーマーケットの駐車場の脇の林の中(「の」が多いね。。。)で地味に咲いている花を調べてみたら、思いもよらずいろんなことがわかりました。 アカシアやらビジュアル系バンドに行き着くとは。 日本と米国の接点がこんなに身近にあるとはおもしろいですね。

2011/06/14

Lupinus

今日の花は「ルピナス」、Lupinus。 葉の形が天狗の羽団扇に似ているところからハウチワマメ(羽団扇豆)と呼ばれます。 マメ属の植物 です。 Lupinusはラテン語のオオカミで、繁殖力が旺盛なところから来たらしいですね。 食用、飼料用、石鹸の材料になります。
花はサルビアやヴェロニカに似ていてきれいな紫色ですね。 花の形は藤の花に似ていて(色も藤色ですね)下のほうから咲いていくので「昇り藤」とも呼ばれるらしいです。
Lupinus, commonly known as Lupins or lupines (North America), is a genus in the legume family (Fabaceae). The genus comprises about 280 species (Hughes), with major centers of diversity in South and western North America (Subgen. Platycarpos (Wats.) Kurl.), and the Andes and secondary centers in the Mediterranean region and Africa (Subgen. Lupinus). http://en.wikipedia.org/wiki/Lupinus

 
花言葉は「貪欲」「空想」「欲深い心」「母性愛」「いつも幸せ」「あなたは私の心にやすらぎを与える」

Tornado

この日(6月13日)、NY、WhitePlainsに出かける途中、Mass Pikeを降りて84号線に乗り換えてSturbridgeを通りかかると、な、な、なんとTornadoのあとを発見。トルネードは84号線を横切っていた。 道路サイン塔が根元から折れて倒れている。 周りの木々はまるで大きなナタで刈り取られたように倒れている。
84号線South方向 車中から
84号線North方向反対車線より
その日の午後遅く帰りに、高速道を降りてじっくりと観察してきた。 道路沿いにモーテルのDays Innの建物があるのだが、どうもようすが変。 というのも、部屋の窓からの向こうが景色がみえてるんです。 で裏手にまわると、唖然。あるのはプールのみ。 プールサイドのテーブルや椅子、付属施設、すべて吹き飛んでいた。 そしてその向こうのそれまで林だったであろう場所の木々が全部なぎ倒されている。 言葉を失ってしまった。。。

写真の手前の木々は自分の左から右方向に、遠くにみえる向こう側の木々は右から左になぎ倒されている。 いかに大きなエネルギーだったかわかります。 トルネードの幅はおそらく1200ftぐらい。 自分のいる道路の反対側はほぼ無傷、運命の分かれ目があったわけです。


日本の東日本大震災、ミズーリ州を襲ったトルネード、ニュージーランドの地震、被災地は遠い場所だと思っていましたが、こんなに身近なところが被災地になる とは。。。心が痛みます。 今回のトルネードで被災した方々が早くもとの生活に戻れるよう、そして被災地の一刻も早い復興を願っています。

2011/06/10

Peony, Iris and Kousa Dogwood......Piano

この前の日曜日(6月5日)は長女のピアノリサイタル。 一年練習してきた成果を見せる発表会です。 長女はピアノを始めて3年、遅咲きの、といってもま だまだ小さなつぼみぐらいでしょうが2曲披露しました。一曲目は有名な「Canon」です。 そして二曲目は本人の選曲で「つないだ手にキスを」D Gray-manの挿入歌なのだそうです。 好きな曲を弾くために練習しているようなもんなんだよね。 
好きこそ物の上手なれ

よく出来ました。 ピアノの先生、ありがとうございました。 またよろしくお願いします。

これは以前紹介したKousa Dogwood, ヤマボウシです。ついに満開になりました。 ちょっと見ると白い花が満開のようにみえますね。

つぎは白のアイリス、アヤメです。 きれいに撮れてます?
 

そして最後に「Peony」、「シャクヤク」です。 ボタンと見分けるのが難しいですが、ボタンは木、シャクヤクは草と覚えておくと簡単です。 「シャクヤク(芍薬)」は昔から薬草として知られています。 根っこが消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用がある生薬であり、日本薬局方に収録されているぐらいに有名です。 その昔、生薬学の試験に出ましたね。
美しい女性の形容として「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」というのがあります。

シャクヤクの花言葉は「恥じらい」「はにかみ」「内気」「清浄」。 う~ん、可憐なのだな。。。萌え~っと言ったところなのかな?