2011/05/31

Swimming Pool and Salvia

ここ1週間ぐらいとても蒸し暑い日が続いています。 プール開きにはとてもいい気候になりました。 うち、といってもコンドミニアムですが、共同のテニスコートとプールがあって、このメモリアルデーから9月最初の休日のレイバーデーまではプールシーズンなのです。 
このプールの水温は天気まかせで、当然ニューイングランド気候なので低めの水温になるのですが、子供たちは平気で遊んでいます。 私は外でジョギングした後のクールダウンや気分転換に使います(もちろん汗だくでは飛び込みませんよ)。 
夕方のこの時間、プールが無人になります。 波紋ひとつたっていない水に無性に飛び込んでみたくなりますよね。 
いまの家に引っ越してきたのが2003年、月日が経つのは早いもので今年でもう9年目になります。子供たちはこのプールが大好きで近所の子と仲良くなって遊んだり、友人を招待して遊んだりととても楽しい夏を過ごしています。 ことしも楽しい夏であって欲しい。 お姉ちゃんは受験勉強で忙しいけど、息抜きに遊びに来るにはいいよね。

今日の花は紫色の「サルビア」。 別名ヒゴロモソウ(緋衣草)だとか。 英名は「Salvia」。細かい分類はいずれ調べようと思います。 似たような花にヴェロニカという花があります。もしかするとそっちかもしれませんが、きっとサルビアに違いないと信じて、書いていくぞ~。
サルビアといえば赤で蜜がとてもおいしい(今日は毒の花ではない!)ですよね。子供のころは手のひら一杯集めては一気吸いしていました (妻からの冷たい視線。。。)。 でもこの紫のサルビアには蜜は無いようです。。。。ね
Salvia is the largest genus of plants in the mint family, Lamiaceae, with approximately 700-900 species of shrubs, herbaceous perennials, and annuals. The leaves are commonly entire, but sometimes are toothed, or pinnately divided. The flowering stems bear small bracts, dissimilar to the basal leaves, in some species they are ornamental and showy.

花言葉「良い家庭」「家族愛」「家庭の徳」「燃ゆる想い」「知恵」「エネルギー」「全て良し」
(紫)「尊敬」

2011/05/30

Memorial Day, Hawk and Iris

今日は朝からメモリアルデーセレモニーを見にいきました。 わが一族で唯一の米国民である息子は当然知っておかねばならない記念日のひとつということもあるので、寝ているところをたたき起こして(食べ物で釣りましたが)レキシントンセンターまで出かけました。 曇り空でも気温は結構高く、ごらんの制服姿は見るからに暑そうです。 その暑さにもめげず、10時から11時30分まで市内各所にある記念碑をひとつひとつ巡り、哀悼と供養を捧げていました。 LHSのバンドの皆さんお疲れ様でした。 そして、ありがとう。
子供たちがたくさん参加して、小さいながらもりっぱなセレモニーだと思いました。 このセレモニーを通して先祖を供養することの大切さを子供たちに伝えていくことは大事ですね。

 
ボストンに向かう妻が携帯から電話。 「鷹が見えてるよ~。」で急遽、Alewifeにある鷹(Hawk)の巣を見に行きました。 Shireのビルの屋上付近。こんなところです。判りますか?
そうそう、そこそこ。。。。
3羽の雛がいます。名前は Lucy, Larry, and Lucky (雄雌の区別がつくのかな?) で見た目はもう成鳥です。 近くのおじさんに聞いたら、もう生まれて6週目だそうで、鷹は45-50日で巣立ちするそうなのでもうすぐかも、って言っていましたが、去年の2羽(親鳥の一羽でしょうけど)は巣立ちに60日かかったそうで、この子達もいつ飛び立つのか本当は判らないそうです。 



時折こちらにお尻を向けてフンを飛ばすと歓声が上がります。。。。下の通りはフンだらけでいい迷惑でしょうが。。。。元気に巣立ちして、来年もまた戻ってくるといいですね。

そして、チャールス川のカヌー乗り場にやってきたよ。 今度子供たちを連れてこようと思っているのでその下見。 楽しそうです。 

遠くに見えるのが、Mt. Auburn Hospital。 13年前、息子があそこで産声を上げました。 なつかしい~~。

最後に今日の花は「アヤメ」 「Iris(アイリス)」です。 「菖蒲」とかいて「アヤメ」と呼ぶそうですね。「しょうぶ」と読むとまったく別の花になるのでご用心。
美しい花には、やっぱり毒がありました。。。。Sorry.....
うちの近くには2種類の紫の色合いの違うアヤメと、白いアヤメが咲いています。 白のはもしかするとハナショウブかも知れません。 文字通り、「いずれがアヤメかカキツバタ」がぴったりで、よく見ないと判りません。 
色補正がうまくいきませんねえ。。。実物はもっと紫色が濃いのです。

Irises are wonderful garden plants. The word Iris means rainbow. Irises come many colors: blue and purple, white and yellow, pink and orange, brown and red, and even black. The genus Iris has about 200 species and is native of North Temperate regions of the world. The habitat of iris also varies a lot. Some irises grow in deserts, some in swamps, some in the cold far north, and many in temperate climates. Bearded Iris and Siberian Iris are two of the most common types of iris grown.
花言葉は「良き便り」「うれしい便り」「吉報」「愛」「あなたを大切にします」「私は燃えている」「消息」(ジャーマンアイリス)「伝言」「優雅」 (別名:ニオイアヤメ・白)「情熱」「恋人」

明日でもう5月も終わり、6月になります。 6月は卒業シーズン。 7月8月の子供たちの夏休みの計画も立てておかねばならないし、忙しい月になりそうです。 

2011/05/28

Memorial day weekend and Wisteria

この週末はメモリアルデー(5月30日)ウイークエンド。 3連休です!  ここレキシントンでも、この祝日を祝います。道路沿いに国旗を立ててパレードや出店、イベントなどで盛り上がります。メモリアルデーは戦没将兵追悼記念日で、米国の連邦政府の定めた祝日で、5月の最終月曜日です。 この祝日は、兵役中に亡くなった米国の男女を追悼する日なのです。 

昔は日本でも国民の祝日には玄関先に日本国旗を立てていましたよね。 最近では見られなくなってしまったようですけど。個人的には日本の戦没者へ追悼行事があってもいいと思います。 海外に住んでいると、祖国のありがたさや、愛国心が芽生えているのを実感しますよね。 アイデンティティーとして大切な要素だと思います。

今日は「藤の花(Wisteria)」の登場です。 先日、ニューヨーク、ニュージャージーエリアに出かけたときにこのたくさん見かけました。 残念ながらその時は車を止める場所が無く、写真を撮ることは出来なかったのです。。。残念。 それで、こちらでも咲いているところがあるか探していたら、レキシントンに一ヶ所、隣のベッドフォード市に一ヶ所、咲いているところを見つけました。 そんなに大きくなかったのですが、まさしく藤の花でした。異名に「さのかたのはな」、「むらさきぐさ」、「まつみぐさ」、「ふたきぐさ」、「まつなぐさ」など。

Wisteria is a rare, large, wood climbing flower that is commonly seen in China, Japan, and Korea, as well as in the Eastern portion of North America. They are commonly found soil near rivers and lakes and are may be cultivated, since many find them attractive in gardens.

藤の花は古くからなじみが深く、古事記や万葉集、源氏物語にも出てくるぐらい有名な花ですね。 薬用、食用、家具の素材にも使えるぐらい重宝されています。

花言葉は「歓迎」「恋に酔う」「陶酔」
坂本龍馬も「藤の花 今をさかりと咲つれど 船急がれて 見返りもせず」と詠んでいます。

毎年、咲き誇る藤の花を楽しみにしたいです。

2011/05/27

Wild Turkey & Rhododendron

今朝、また七面鳥発見! 今日は特に様子が変だぞ。 大きく羽根を広げたり、独特の泣き声を発してゆっくり歩いています。 
その先には そうです、雌鳥の姿。 彼女を見つけてアピールしています。 彼女のほうは素っ気無い。近づいたり離れたり、なかなかやり手ですね(爆)。 しばらく泣き続けて雌鳥を追いかけて林の中に消えていきました。 想いが届くといいですねえ。。。
 
七面鳥。。。。。なぜトルコといっしょの「Turkey」と呼ぶのか? なぜ「七面鳥」なのか? ボーリングで3回ストライクをだすとなぜ「Turkey」というのか、理由がすべてここに書いてあります。 全然疑問に思っていなかったのに、そういわれてみればそうだなあ、って言うことが判ります。

今日は「シャクナゲ(石楠花)」。 英名ではRhododendron。つつじよりも大きな花です。 ここ2日とても暑くて27℃ぐらいまで気温が上がり、いっせいに花が咲いたようです。ここの木は完璧な満開です。美しい~。
シャクナゲは葉にロードトキシンなどのケイレン毒を含む有毒植物である。摂取すると吐き気や下痢、呼吸困難を引き起こすことがある。なんか、ここで紹介する花は有毒なものが多いなあ。。。すみません。。。。

The name Rhododendron comes from the greek words "rodon" which means "rose" and "dendron" which means "tree", hence Rose Tree. Rhododendron flowers are usually produced in trusses. The family Ericacea, into which the genus Rhododendron falls, also includes heathers, mountain laurels, blueberries and cranberries as well as manzanita, trailing arbutus, madrone, huckleberry, kalmiopsis, sourwood, blueberries and a number of other genus. Rhododendrons are referred to as the King of Shrubs since they are regarded by many as the best flowering evergreen plants for the temperate landscape.(The flower expert)

花言葉は「威厳」「警戒」「危険」「荘厳」。 なんか判ります。

2011/05/25

Carnival!!! in Woburn

日曜日の夕方、偶然にもカーニバル(移動遊園地)を発見!  この移動遊園地、名前の通り夏のこの時期になるとやってくる遊園地で、観覧車、メリーゴーランド、お化け屋敷などなど一晩で組み立てて、ネオンのまぶしい遊び場を作ってみんなを楽しませてくれます。 
大きな景品が誘惑します。 店の兄ちゃん、お姉さんは簡単にやって見せますが、そうは行かない。 それで結局大金つぎ込んで景品を手に入れる羽目になります。 
昼ごろから次第に入場者がふえて、小さな子供を連れた家族連れ、アベック(古っ)、中学生高校生いろんな人が集まってきます。 キーキーキャーキャーそれはそれは楽しそうです。 歩いているとおいしそうなホットドッグやビザのにおいがしてきて食欲もそそられます。 たこ焼きや焼きイカなんかあると最高なのですけどね。 ビールもあるといいなあ。。。でもここではアルコール禁止! 博打はよくてもアルコールはだめなのかよん。 変な国だよね。

このあと、夜遅くまで歓声が響き渡ります。 子供たち、おとなたちみんな大好きです。 私は高所恐怖症なのでやめときますが。。。。

最後に入り口。 よく映画で見かける遊園地はこんなところでやっているのですね。

今日の花は「Daisy デイジー (ひな菊)」 
このひな菊と似た花にマーガレットがあります。 マーガレットの和名は木春菊といいます。 両方ともキク科の植物ですね。 花が少し大きく、葉っぱの形が春菊に似たのがマーガレットらしいです。 そこから判断してこの花はDaisyだと思います。

Daisies belong to the Daisy Family of Compositae, now known as Asteraceae in flowering plants. Daisies are native to north and central Europe. The origin of the word Daisy is Anglo Saxon “daes eage” literally meaning “day’s eye”. It was called this because daisies open at dawn as the day is just beginning (from FlowerExpert)
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Daisyの花言葉は「純潔」「無邪気」「お人好し」「無意識」「幸福」「明朗」 
マーガレットの花言葉は「恋を占う」「貞節」「誠実」「心に秘めた愛」「真実の友情」。

2011/05/24

Solomon's Seal

昨日も書いたけど、先週は雨続きで気温も低く、おかげで花粉症の症状も軽くてすんだのだけど、なんか春らしくない天気でした。 それが一転、土曜日は当初の雨の予報に反して晴れ! 花も木々の葉っぱもいっせいに咲きました。 久しぶりの青空や太陽がまぶしくて(花粉症なしで)春を楽しみました。 日本語学校の運動会も無事に終わり、これから6月の卒業シーズンにむけて現地の学校やクラブの発表会が目白押しです。

今日最初の花(?)は、タンポポ。果実をたくさんつけて、飛び立とうとしています。 あたりには先に飛び立った果実が漂っています。 ふーって息を吹きかけて飛ばしたいね。
ご近所さんの庭は手入れがあまりされてなかったのでタンポポが咲き乱れていました。 そのときは黄色、今では白い絨毯を敷いたみたいに見えます。

次は、「Bleeding Heart」。名前とは違って白い花をつけている種類です。 赤い花もいいけど、白もきれいですな。

最後に今日のメインの登場です。 この花は「Solomon's seal (ソロモンの封印)」と名がついています。 日本の「アマドコロ(甘野老)」や「ナルコユリ(鳴子百合)」の仲間らしいです。 日本の方は、若い芽は食用らしいので、こちらのもひょっとして食べられるのではないかと思います。 茎の形がイスラエルの国旗にも使われている正三角形を2つ組み合わせた模様に見えることからこの名が来ているようです。
Polygonatum biflorum -Solomon's Seal-
Bell-shaped green-white flowers dangle down from knee-high arching stems in May. The flowers give way to blue-black berries later in summer and the foliage turns gold in fall. Plants spread slowly by creeping rhizomes, forming handsome stands.

アマドコロの花言葉は「元気を出して」「心の痛みの分かる人」
ナルコユリの花言葉は「あなたは偽れない」
見た目はそっくりなのにそれぞれに花言葉があるのには驚きです。
アマドコロとナルコユリの違いはこちら

今回は名前を見つけるのに時間がかかった。 挙句に似た花が多くて特定するのが大変。結局、適当な和訳が見つからずに、残念でしたよん。 

最近、妻があちらこちらで花を見つけてきてくれるようになった。新しい趣味を見つけたようだ。 長続きするといいねえ~。  まだまだ、続きます。

2011/05/23

鳥と花 American Robin, Crabapple and Spiraea

数週間前から、朝になると窓にぶつかってくる鳥がいます。 その名を「アメリカンロビン(コマツグミ)」。 どうも窓ガラスに映る自分の姿を縄張りに侵入してくる鳥だと勘違いして攻撃しているらしい。 巣作りのこの時期特有の現象らしいですね。 ホルモン(本能)のなせる仕業らしくて、とまらないそうです。 バンバンぶつかってきてかわいそうなので、光物やぬいぐるみなどをおいて脅して近づかないようにしているのですが、やっぱだめですね。 しばらく我慢比べです。 ちょっと調べたら、この鳥の卵はトルコ石にもたとえられる青色をしていて珍しいらしいので 騒ぎが収まったら卵を見つけにいってみよう!

今日の花は「海棠(カイドウ)」。 花海棠(ハナカイドウ)、マルス(Malus)、クラブアップル(Crabapple)、ヴァンエセルティン(VAN ESELTINE)などいろいろあって、特定できませんでした。どなたか詳しい方がいらしたら教えてください。
この名は、ギリシア語の「メーロン(リンゴ)」がラテン語の「malus」になったことに由来するそうです。 りんごに似た小さな実がなるんだげど、食べられるらしい。 おいしそうなんですよこれが。ww
先週は一日だけ天気で、その日にいっせいに花が咲きました。蜂がたくさん集まってきてせっせせっせと蜜を集めていました。  花言葉は「温和」「美人の眠り」「妖艶」「艶麗」。唐の玄宗皇帝は、楊貴妃のほろ酔い姿をこの花にたとえ、「美人をあらわす花」として名高い。(花言葉辞典より)  たしかに甘いにおいが漂っていて、その雰囲気がわかるような気がしますよね。

さらに今日はこの花↓。 なんだか判りますか?
これは「コデマリ(小手毬)」。 'Spiraea' と言うそうです。図鑑で見ながら、なんとなく判ったのだが、名前がまだピンとこない。 いままでまったくかかわりの無かった花であったのでしょう。 はじめまして、だな。 丸く盛り上がって咲く花の様子を、手毬(てまり)にたとえてつけられた名前。 花言葉は「友情」「努力」「優雅」「品位」。(花辞典)
今日の花はなかなか気品があるなあ。 これらの花は家の入り口の階段のところに何気に植えられていて、春になると律儀に花を咲かせ続けていたんですよ。 ちょっと感慨深い。。。
ということで、まだまだ花シリーズは続くぞ~。